政情不安ということで中止になってしまったそうです。
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地上最大の自動車のサバイバル競技「2008ダカールラリー」(通称パリダカ)が開幕前日の4日、走行区間のアフリカ北西部モーリタニアの治安悪化を理由に中止が決まった。大会主催者がリスボンで正式に発表した。同ラリーは今回が30回の記念大会の予定だった。大会の全面中止は1979年のパリダカ開始以来、初めて。
 モーリタニアでは先月24日、武装集団がフランス人旅行者を襲撃し、4人死亡、1人負傷の事件が起きた。犯人は国際テロ組織アルカイダの一派とみられ、現在も逃走中。仏外務省は今月3日、フランス人の同国訪問を控えるよう強く警告していた。大会を予定通り行うか中止かについてフランス、モーリタニア両国と協議していた大会本部は4日、これを受け「安全性を最優先するには中止しかなかった」と表明した。
 世界で最も過酷なモータースポーツといわれるパリダカはサハラ砂漠を縦断して、20日にセネガルのダカールにゴールする9000キロを超える戦い。今大会は、三菱自動車勢と、第2回大会以来の制覇を目指すフォルクスワーゲン(VW)勢の争いとみられていた。
 三菱は来年からディーゼル車両で参戦するため、パジェロで出走するのは今回が最後となるはずだった。同チームは「安全上の理由なので中止の判断を受け入れる。365日をこの大会のために費やしてきたので非常に残念」とのコメントを発表。5年ぶり通算3度目の優勝を目指していた、同所属の増岡浩(47)は「今回がパジェロで参戦する最後の大会なので、有終の美を飾りたかった。残念でなりません」と語った。